大脳生理学の発達でわかってきたことの一つに、耳より目のほうが知識を吸収する上で大きな役割を果たす、ということです。実験の結果では、その割合は耳の11%に対し、目は83%と、大幅な差となっていることが確められています。 また、人間の記憶力は、0~3歳をピークに7~8歳頃までがもっとも高く、これを機械的記銘といい、興味があれば何でも即座に記憶してしまう丸暗記能力です。言葉の教育はこの時期をおいてほかにないことも、常識となってきました。この丸暗記能力に対して、8.9歳頃から育つ能力が論理的記銘です。ものごとを論理的、体系的に理解し、認識する能力です。幼児期に言葉の豊かな子にすることにより、早くから論理的記銘が高まり、優秀な子に育ちます。
当園では、すべての学びは「言葉」から始まり、言葉の力が子どもの思考力、表現力、そして豊かな心を育むと考えております。