園での活動

 リズム運動

近年、子どもの体の育ちに不安ある保護者様が増えてきております。その中の多くの指摘は、“姿勢の悪い子ども”“転びやすい子ども”“転んだときに手で体を支えきれない子ども”などです。
以前であれば、生得的な反射や遊びの中で獲得されてきたものが育ちにくくなっているという話をよくお聞きします。
リズム運動では、数々の動きの中から子どもが主体となって体を動かす事を楽しみ、心と体を育んでいけるお手伝いを目的としております。

リズム運動の様子

運動遊びの様子

 和太鼓

和太鼓の保育を通じて、日本 古来の文化を伝承し、その響きやリズム、いろいろな打ち振りの動きを楽しみながら集中力を養いたいと考えております。

週に1回(毎週水曜日)、太鼓指導の先生(御船太鼓 鼓心会 天響先生)に来ていただき、和太鼓の練習をしています。1時間の練習に皆、目を光らせ集中力を身につけています。その基礎姿勢習得の時間を継続する事によって「居ずまい」「たたずまい」を整え、心身ともに一本筋の通った子どもを育てます。
また、地域の行事に参加したり、地域との交流を深めたり、老人ホーム、老人クラブ等を定期訪問して喜ばれています。
 
一人一人を認め、チームワークの美しさを学ぶという点でも和太鼓を通じて子ども達の成長に繋がっていると感じます。

 漢字教育

石井式漢字教育とは?

子供たちが、成長の過程で身に付けなくてはならない能力は、たくさんあります。最も大切な能力の一つに、「言葉の能力」があります。
どんな学問をし、どんな仕事に就いたとしても、その方面の古今東西の書物を読み、理解できることが不可欠です。
また、人に自分の考えを伝え、相手とわかり合うためにも、やはり、言葉は大きな役割を果たしています。日本の子供にとって母語となる日本語の能力を伸ばすことができるのは、周りにいる大人だけです。
豊かな言葉は豊かな心を、美しい言葉は美しい心を育てます。「石井式漢字教育法」は、子供たちの言葉の能力を最大限に伸ばすことのできる、理想的な教育法の1つと言われております。
 
さくらんぼ愛園では、言葉の能力を活かす事の出来るよう、石井式漢字教育を取り入れております。

漢字はひらがなよりやさしい

【 機械的記銘 】
   
幼児期O~3歳が最も高く、丸暗記力とも言う。興味がわけば、何でも即座に記憶してしまう能力。漢字は意味のある言葉(語)なので、幼児の注意や関心を引き、また複雑な形をしているので記憶の手がかりが多く、幼児にとってやさしい。
【 論理的記銘 】
   
8~9歳くらいから次第に育つ能力。ものごとを論理的、体系的に理解し、認識する能力。
※幼児期に言葉(内言)の豊かな子にすると、早くから論理的記銘が高まり、優秀な子に育ちます。
大脳生理学の発達でわかってきたことの一つに、耳より目のほうが知識を吸収する上で大きな役割を果たす、ということです。実験の結果では、その割合は耳の11%に対し、目は83%と、大幅な差となっていることが確められています。 また、人間の記憶力は、0~3歳をピークに7~8歳頃までがもっとも高く、これを機械的記銘といい、興味があれば何でも即座に記憶してしまう丸暗記能力です。言葉の教育はこの時期をおいてほかにないことも、常識となってきました。この丸暗記能力に対して、8.9歳頃から育つ能力が論理的記銘です。ものごとを論理的、体系的に理解し、認識する能力です。幼児期に言葉の豊かな子にすることにより、早くから論理的記銘が高まり、優秀な子に育ちます。

当園では、すべての学びは「言葉」から始まり、言葉の力が子どもの思考力、表現力、そして豊かな心を育むと考えております。

漢字遊びの様子

 体操教育

例えば、跳び箱を6段跳べるようになるというのは目的を達成する目標であり目的ではありません。
幼児期は一番神経系が発達する時期だと言われています。リズム運動で体を柔軟にし、多種多様な運動(体操・サッカー・ダンス等)スポーツがライフスタイルの一部となり、好きになり、自信をつけ、心と体を鍛え健康な子どもに育つことを願っています。

 英語教室

三つ子の魂百までという言葉があります。人間の耳は3歳でほぼ完成すると言われています。3歳までは、どんな音でも聞いたままにオウム返しできるのです。

また、あらゆる言語の習得が可能です。英語を言葉ではなく音として聞く事。子どもの集中力は大人ほど持続性がありません。ところが、自分の興味の示すものには、大人以上の集中力を発揮し必死に情報を得ようとします。また純粋すぎるゆえに子どもの心は非常にデリケートで、日によっても大きく変化するぐらいなのです。

そんなお子様の心を気遣って接する事のできる温かいレッスン環境を乳幼児英語教育の経験豊富なクリストフ先生・カヨコ先生と本物の英語で触れ合う時間を大切にしております。